高齢の方だけでなく、共働き世帯や単身の方の利用も増えてきている宅食。
便利で時短になる一方で、「自炊をしない」ことによる罪悪感を感じてしまう方も。
私自身も罪悪感を感じていた一人です。。。
しかし、宅食の量を重ねていくうちに、罪悪感を抱く必要はないと感じたんです!
今回は実体験をもとに、宅食利用に対する罪悪感/抵抗感とどう付き合うかをお話していきます。
宅食利用に罪悪感を抱く必要がない理由
宅食を頼むことに罪悪感を感じてしまう場合の対処法
宅食を頼むことに罪悪感を抱く必要がない5の理由
「宅食=手抜き」と感じてしまうと罪悪感を抱きがち。
ここでは、罪悪感を抱く必要がない5つの理由をご紹介します。
働き方が昔と変わってきている
ひと昔前は、「男性は仕事、女性は家事」という常識でした。
女性の社会進出や世帯年収を上げようという動きから、結婚後/出産後も働く女性が多くなってきています。
家事の時短になる便利な家電やサービスが増えてきたとはいえ、働きながら家事育児をこなすのは大変なこと。
フルタイムで働く女性も少なくない中、家事に割ける時間が減ってきているのは事実です。
だからこそ、「なにがなんでも料理をしないといけない」なんてことはないんです!
家庭のあり方が変わってきている
かつては、3世代同居が当たり前でしたよね。
おじいちゃんおばあちゃんがいて、現役で働いている世代がいて、子供がいて…
ところが、最近は都心を中心に核家族化が進んでいます。
祖父母世代に家事育児の分担をお願いすることも難しくなり、ワンオペで家事育児をこなす女性が増えてきています。
1人でこなす以上手が回らないことがでてくるのも致し方ないのではないでしょうか?
宅食は栄養バランスも考えられている
「栄養バランスが偏った食事」だと罪悪感を感じやすいですよね。
カップラーメンやレトルトカレーのみなんかだと確かに栄養バランスが気になるところです。
その点、宅食は栄養バランスがきちんと考えられているので安心。
宅食業者のなかには、栄養士さん監修の食事を提供しているところもあります。
主菜、副菜といったおかずのバランスはもちろん、塩分やカロリー・栄養素に配慮して作られているので「不摂生をしてる」という感覚にもなりにくいです。
味も美味しい
旦那さんや家族に食事をだすときに、「まずい」ものは出せないと思いますよね?
宅食は味も美味しいので「美味しくないもの出して悪いかな…」と考える必要もありません。
素材の味が活きていたり、出汁がきいているなと感じることが多いですよ!
塩分、カロリー調整がされている分、やや物足りないと感じる方もいるかもしれませんが健康のためには薄味になれるいい機会でもあります。
奥さん、お母さんの心身の健康&笑顔も大切
最後に、個人的には重要な理由の1つです。
人によっては「甘えだ」と感じる人もいるかもしれません。
しかし!
家庭の中で奥さんが笑っている、お母さんが笑っているってすごく大事なことだと思いませんか?
家事も料理も完璧だけど疲れ切っていたりイライラしている妻/母
完璧でないかもしれないけど、ゆとりがあってニコニコしている妻/母
「どっちがいいですか?」と聞かれたら、私が旦那/子どもの立場だったら間違いなく後者を選びます。
家庭を居心地のよい空間にするためにも、ある程度の余裕は必要です。
料理や後片付けの時間を短縮してゆとりある時間を生むために宅食を利用するのは大いにアリなのでは?
罪悪感を減らそう!宅食が手抜きに思える場合の対処法
ここまでは、「宅食を利用したからって手抜きというわけではない!」その理由を見てきました。
それでも、どうしても手抜きに思えて罪悪感にさいなまれる…という方のために、罪悪感を軽減する方法をいくつかご紹介していきます。
我が家でも実践しているものです!
宅食に罪悪感を覚えるのは手を加えなくてでにてしまうから
宅食に罪悪感を覚える理由の1つとして、「手を加えなくても簡単にできてしまうから」というのがあるかもしれません。
普段料理をする方であればなおさら、「ずいぶん手抜きしてしまっているなぁ」と感じやすいはず。
ですが、ちょっとした工夫で罪悪感を減らすことはできるはず!
いくつかその方法をご紹介していきます!
具だくさん味噌汁をプラスすれば手抜き感0
宅食の多くは
- 主菜(魚や肉系のおかず)
- 副菜2~3種類
で構成されています。
宅食は基本的にはお味噌汁やスープは付属しません。
汁物をプラスするだけで一気に自炊に近くなります。
おすすめは具だくさんのお味噌汁!満腹感も得られて栄養価も◎
- 豚汁
- 豆腐とわかめの味噌汁
- 野菜たっぷり味噌汁
時間があるときに野菜や肉を一口大に切って冷凍しておくことで、あとは凍ったまま出汁の中に入れてしまえばOK!
仕上げにお味噌を溶けば立派な味噌汁の完成です。
すぐ食べられるおかずをプラスするのもおすすめ
お味噌汁の他におすすめなのが、すぐ食べられるおかずを追加すること。
- もずく/めかぶ
- 納豆
- 温泉卵
- キムチ
- お漬物
- ソーセージ
…etc
お酒を飲む方であればつまみにもなりますし、ごはんのあてにも。
品数も増えますし、がっつり調理する必要もないのでハードルが低くて取り入れやすいですよね。
器に盛り付ければ見た目も良く罪悪感もなくなる
罪悪感の大きな要因の1つが宅食のパッケージにもあるでしょう。
宅食は、冷凍や電子レンジ加熱に耐えうるように、プラスチック製であることが多いです。
プラスチック製の容器がコンビニ弁当を彷彿とさせ、「なんだか料理もせず不摂生な食事をしている…」という感覚をもたらすのかも。
洗い物がでないというメリットはなくなってしまいますが、見た目が気になるようなら器に盛りつけるのもおすすめ。
小さい小鉢に移すことで、見た目もよくなり罪悪感もなくなりますよ!
保存食としてストックしておいて時間がない時、しんどい時を中心に活用する
日常的に利用することへの抵抗がある方も多いでしょう。
基本的には保存食としてストックしておいて、「時間がない時やどうしてもしんどい時に利用する」と決めておくと心が軽くなります。
冷凍宅食は長期保存が可能な点も大きなメリット。
「限られたシーンでしか使わない」のであれば罪悪感もだいぶ減りますよね?
月1度くらいは家族で外食をされるご家庭も多いはず。
お寿司を食べに行ったり、近所のショッピングモールへ出向いたついでに食べたりすることはありますよね?
それと同じ感覚で活用すればいいのです!
それでも宅食を頼むことに罪悪感を感じるのならミールキットを使おう
「それでもやっぱりちょっと気が引ける…」という方は、ミールキットを活用するのも手です。
ミールキットとは?
ミールキットは炒める/煮るだけの状態で食材がとどく
下ごしらえ(食材を洗ったり切ったり)の手間がない
最終的な調理、味付けは家庭で行うので出来立てを食べられる
下ごしらえの手間は省けて大幅時短ができるけれど、家庭で作った感もあるのがミールキット。
フライパンなどの調理器具やお皿と言った洗い物は発生しますが、面倒な切る洗うの工程をカットできるので時短になります。
まとめ:罪悪感は不要!宅食の手抜き感は1品プラスで解消
宅食を頼むことへの罪悪感は不要!
共働きの増加
家事を手伝ってくれる女手がない(ワンオペ傾向)
宅食は栄養バランスも考慮されている
味も美味しい
共働きの増加
家事を手伝ってくれる女手がない(ワンオペ傾向)
宅食は栄養バランスも考慮されている
味も美味しい
プラス一品、お味噌汁追加で罪悪感を軽減
洗い物覚悟でお皿に盛りつけ直すのもアリ
罪悪感がぬぐえないならミールキットという選択肢も
食事は家族みんなが楽しく負担なくとれてナンボ。
自炊にこだわるのも素晴らしいですが、時には適切に楽をして肩の力を抜くのも大切ではないでしょうか。
Originally posted 2020-08-03 23:25:22.